先日、とある地方の救急専門病院の実地コンサルティング調査を行いました。
院内では、まだ病院機能評価を受審するというコンセンサスが固まっていない状況ながらも、将来的な取得は視野に入れた形で事前調査を行いたいといったオーダーでした。
幹部の方の問題意識は、「救急専門の特殊な病院なので、一部職員の中には、ウチは特殊な病院だから許されるとか、大目に見てもらえるといった意識が有り、そういった部分を機能評価という1つのスタンダードから審査してほしい」といった内容でした。
調査の結果、マニュアルの不備をはじめ、懸念されたとおりの指摘事項はあったものの、逆に救急専門の病院という全国でも有数の病院であるがゆえ、私どもコンサルタントにとっても、今後の医療機関のあり方を思慮するうえで、極めて有意義で貴重な体験をさせていただきました。また、調査報告後、幹部の方からは「今回の調査を受けて、院内で気運が高まれば、近い将来、病院機能評価の受審も実現させたい」との事でしたので、私の感触では、「受審時期はまだまだ漠とした状態。せいぜい中長期目標程度と位置づけているのではないか」といった感触を持ったのが正直なところでした。
ところが、その調査から1か月も経たないうちにその病院から連絡があり「院長からも受けようと言う話があった。来年度の受審を考えている。是非エム・アイ・ファシリティズさんにご支援をお願いしたい」とのお話を頂き驚きました。さらに、機能評価受審だけではなく、折角の機会なので救急の付加機能も受審したいとのことでした。
病院機能評価を取得されていない多くの医療機関の方々と接するなかで、「まだまだ病院機能評価は敷居が高い。うちはそこまでの体制や結束は困難」という声を耳にします。
しかし、今回のケースのように、「まずは機能評価という物差しを念頭においた調査」を行うことで「何を是正し何を改善すべか」さえ明らかになれば、それまでの閉塞感が嘘のように、一気に課題解決に向けた院内結束が加速するケースも多いのです。救急医療崩壊が叫ばれている昨今、医師、看護師をはじめ病院の皆様の日々の業務負担も大変なものと思われますが、それでも今回の病院のように一気にやる気に火がつく一因は何なのでしょうか?やはり、「まずは行動すること」と「課題を明確化すること」ではないかと思います。
院内の結束を固め、病院を少しでも良くしたいと言うお悩みを抱えていらっしゃる病院幹部の方々には、是非、こうした課題解決の絶好のトリガーとなる弊社の「ラウンド調査」を自信を持ってお薦めいたします。


